NEW!ダナンのミシュラン認定「ブンチャーカー109」 店はどローカルだが、確かに旨い 

【ベトナム編】

ダナンの旨い店を検索すると、こちらの店がよく出てくる。「Bún chả cá 109」(ブンチャーカー109)だ。

ダナン大聖堂から少し距離があるが、歩いて行ってみることにした。およそ20分ほどで到着。店内には誇らしげに「ミシュラン2024」の赤い張り紙がある。ブンチャーカーとは「Bún(ブン)」という押し出して作る丸い麺と「Chả cá(チャーカー)」という魚の練り物が入った暖かいスープの麺料理。

ミシュラン認定にしてはやや雑然とした店内。気にせずに注文。

水槽に熱帯魚。

メニューの中から「4」を選ぶ。ブンチャーカーとビールのセットで4万5000ドン。約270円だ。炎天下を歩いてきたのでビールが欲しくなった。

テーブルの上には定番の唐辛子とライム。調味料。玉ねぎの酢漬けが食欲をそそる。

この練り物がふわりとしていてスープに溶けていく。日本のかき揚げうどんみたいな食感だ。

麺は白くて丸くツルツルしている。

店内の清潔度は10点中4点ほど。ただし、ブンチャーカーはミシュラン認定だけあって確かに旨い。魚介の風味に酸味、甘味が溶け込んでよい味わい。こちらのスープには何か隠し味があるようだ。何だろう?カニの甲羅を思わせる香りでクセになりそう。どうやらこれが人気の理由のようだ。けっこう歩いたが、胃袋的には大満足。来たかいがあった。

周辺にはほかにもどローカルな店が点在している。観光客はほとんど来ないエリアだけに落ち着いて食事ができた。店内の清潔度が気にならない方はどうぞ。