【ダナンのランチ美味3選】 瀟洒なレストランからローカル飯まで実際に食べ歩いて厳選 

【ベトナム編】

ダナンはベトナム中部に位置する港湾都市で、その料理は中部料理の豊かな伝統と地元の海産物を活かした独自の特色を持っています。


ダナン料理の特徴

  1. 力強い味付けと香りのバランス
    ベトナム中部料理は、北部のあっさりした味や南部の甘味が強い料理とは異なり、辛味、酸味、甘味が絶妙に組み合わさった「強い味付け」が特徴です。特に、レモングラスや唐辛子を多用し、香り高くスパイシーな料理が多いです。

  2. 洗練された盛り付けと宮廷料理の影響
    中部の都市フエは、かつての王朝の都であり、宮廷料理の伝統が色濃く残っています。その影響で、ダナンの料理も見た目の美しさや盛り付けの繊細さが重視される傾向があります。

  3. 地元の食材を活かした多様な料理
    ダナンは海に面しており、新鮮な海産物が豊富です。これらの食材を活かしたシーフード料理や、地元の野菜やハーブを使った料理が多く見られます。


ダナンの街でよく見かける代表的な料理

ミークアン(Mì Quảng)

ダナンを代表する麺料理で、黄色がかった米麺にエビ、鶏肉、豚肉などをトッピングし、少量のスープとともに提供されます。ピーナッツやバジル、揚げせんべいが添えられ、食感と風味のバランスが絶妙です。

ブンチャーカー(Bún Chả Cá)

魚のすり身を揚げた「チャーカー」や野菜類をトッピングした麺料理で、あっさりとしたスープが特徴。ダナンの海産物を活用した1品です。

バインカ(イ)ン(Bánh Canh)

中太の米粉麺やタピオカ麺を使用したスープ麺で、エビ、カニ、豚肉などがトッピングされます。特に「バインカンクア」はカニの身がたっぷり入っており、地元の人にも人気があります。

バインチャンクオンティットヘオ(Bánh Tráng Cuốn Thịt Heo)

薄いライスペーパーに豚肉や野菜、ハーブを巻いて食べる生春巻きで、ダナンの名物料理の一つです。自分で巻いて食べるスタイルが一般的で、ヌックマム(魚醤)や特性のタレでいただきます。

バインセオ(Bánh Xèo)

米粉とターメリックで作ったクレープ状の生地に、エビや豚肉、もやしなどを包んで焼いた料理です。外はカリッと、中はジューシーな食感が楽しめます。

 


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