ノースパタヤに聳える大型ショッピングセンター「ターミナル21」。各フロアは、東京、カリブ海、パリ、ロンドン、イスタンブール、サンフランシスコ、ハリウッドなどをコンセプトに各都市の有名なランドマークが再現されている。中には首をひねりたくなる奇想天外な造形物もあるが、そこがまた楽しい。施設内には映画館やスーパーマーケットもあり1日中いても飽きない。
今回は3階にある巨大フードコート「ピア21(PIER21)」をじっくり楽しんできたのでご案内したい。タイ料理や中華料理をはじめ世界各国の料理、スイーツ、スムージーなどあらゆるフードやドリンクが勢ぞろいしている。
まずは入り口のカウンターで100バーツ紙幣を女性スタッフに渡し、100バーツ分がチャージされたカードを受け取る。残額は同じ要領で女性スタッフに渡せば現金で返ってくるので安心。各店舗の店頭に設置されている読み取り機にカードをタッチすれば注文した料理の料金が引き落とされる仕組みだ。
こちらのお店はおかずをライスの上にのせて食べる、いわゆる“ぶっかけ飯”だ。おかず1品の場合は28バーツ(123円)、2品は34バーツ(150円)、3品は39バーツ(172円)。街中の屋台で食べるより安い。
豚足煮込みご飯はレギュラーが34バーツ(150円)、大盛りが45バーツ(198円)。
こちら「4番」の料理は「ゆで豚スパイシーディップ」で60バーツ(264円)。タイ語が分からなくても「ナンバー4!」と言えば通じる。欧米系の観光客もほとんどそうやって注文していた。
こちらはタイの焼きそばであるパッタイ。「1番」は37バーツ(163円)。
こちらは「Yen ta fo noodle」(イエン ター フォー)は「タイのピンク色ヌードル」とも呼ばれる。スパイシーで肉の出汁を使い風味豊か。ピリッとした味わいでくせになる1品。スープにはコリアンダーの根、ニンニク、胡椒の実、カブ、醤油、砂糖、塩などのほかに赤い発酵豆腐が使われているため赤味にかかった色合いとなる。「3番」は豚のミードボール入りで37バーツ(163円)。
とにかく店舗が多くあちこち見て回っていると時間が過ぎ、お腹が空いていく。そこでまずは定番のカオマンガイを注文。35バーツ(154円)。
まだ余裕で食べられるので2巡目はこれもタイ料理定番のパッタイを注文。ライムを搾って果汁と麺を混ぜ合わせると何ともトロピカルな味わい。パッタイは砂糖を使うためけっこう甘目なのだが、ライムとネギと合わせて食べると味が引き締まるので不思議だ。
仕上げはスイカ15バーツ(66円)。
他にもフルーツ類は豊富でスムージーも25バーツ(110円)からと安い。
カオマンガイ、パッタイ、スイカの3品で計87バーツ(383円)だった。まさに激安。
なぜ、「ピア21」ではこれほど安く食事ができるのか、というと、経営サイドがフードコートに入店する各店舗からテナント料を請求していないから、だそうだ。フードコートをリーズナブルな価格設定にすることで来店客を呼び込み施設内全体の売り上げを伸ばす、という画期的な経営戦略なのだ。
日本でもこれぐらい大胆な経営マインドを持ったショッピングセンターが現れてほしいものだ。