ムオン タン グランド ダ ナン ホテルの2日目。スーペリアツイン(27平米)の部屋をagodaで3800円台で予約。初日はこの窓のせいで終始、暗い気分だだった。窓を開けると煙草の吸殻が散乱していて最悪だ。

午前7時半。気分転換のためとりあえず2階の朝食会場へ。すると…。芋を洗うような大混雑。お子さんたちが走り回り、阿鼻叫喚の喧騒だ。そういえば、この日は日曜日。ベトナム各地からダナンにやってきた家族連れや団体旅行客でホテルは満員御礼状態なのだろう。
1つの席もない。たまたま空いた4人掛けのテーブルに手提げ袋を置いて席取りしたのだが、料理を持ち帰ると知らないおじさんが座っていてむしゃむしゃ食べている。そんなことの繰り返しだ。

料理を盛った皿を手にボー然と立ち尽くすおっさん。15分ほど隅っこで待っているとようやくチラホラとテーブルが空いてきた。

メニューは豊富で肉類、野菜、ご飯、パン、スイーツ、ドリンク、ベトナムコーヒーなど。
この赤飯はもちもちしていてかなり美味しかった。

肉じゃがとよく合う。真ん中は豚肉のぶつ切り煮。こちらも人気だった。

中華スープ。

フルーツ類。ライムがなくなるとバナナが並べられた。

パンは自分でトーストにできる。

コーヒー、紅茶類。「ベトナム・ストロング・コーヒー」という表示はインパクト大だ。確かに右隣のコーヒーと比べ、濃厚でトロッとした飲みごたえだった。

ジュースはニンジン、トマト、パッションフルーツなど。子どもたちが大いに喜んでいた。

一通り食べてからフォーへ。どういうわけかこの卵焼きがぷるぷるしていてかなり旨かった。

最後はスイーツとオレンジ、コーヒー。


階段付近が賑やかになって来た。ウェディングだ。ベトナムの民族衣装で着飾った新婦が新郎の待つ1階へと降りていく。家族や友人、親戚一同が歓声を上げていた。

新郎新婦を乗せた真っ白のベンツはどこへ向かうのだろう。お幸せに!

さて、1時間ほど朝食会場にいて午前10時くらいに部屋へ戻ると、窓の向こうの狭いベランダに人の気配が…。しきりに咳払いをしながら煙草を吸っているようだ。窓を少しだけ開けているので煙草のにおいが入り込んでくるだろ! 煙草が極めて苦手なのでこれ以上は無理と思い、1階のレセプションに向かった。役職についてそうな男性スタッフが対応。
「部屋をチェンジしてほしい」
「吸殻を掃除しますよ」
「いや、部屋を変えてほしいんですけど」
「掃除すればいいのでは?」
「従業員か客かは知らないけど、掃除した後にまた来て煙草を吸われたら困るんで。煙草が受け付けないんで」
ベトナム人の喫煙率は街の様子を見る限りかなり高いのではないか。私のような非喫煙者の気持ちはなかなか分かってもらえない。
もう奥の手だ。
「もし部屋をチェンジしてくれたらグーグルに高評価のコメントを残すよ」
スタッフの眉がピクリと動いた。
「では別の部屋の清掃があるので午後5時にフロントに来てください。えーと、いや午後2時で大丈夫です」
ふー。何とかなった。部屋に戻ると、すぐ呼び鈴が。先ほどの男性スタッフだ。
「別の部屋の用意ができましたので、今すぐ移動して頂けます」
何という迅速な対応。こんなにも早く暗くてジメジメした穴倉部屋から脱出することができてうれしくて仕方ない。
荷造りを終えて24階から14階の部屋へ移動。窓は大丈夫かな。

おー、これは明るい!


ドラゴン橋まで見える。パノラマ感が凄い!さっきの部屋とは段違いで気分爽快。吸殻の「す」の字もないw

部屋は、というと、ベッドから浴室が見えるのはちょっと恥ずかしい。

書斎机ではなく長机。こちらの方がかえって使いやすい。


クローゼットは広く、お茶類も用意されている。

浴槽がありうれしい。

【この日の教訓】
決して諦めてはいけない。前進あるのみ! というか、やはり交渉するという姿勢は大切だろう。ホテル側は宿泊客それぞれの事情に配慮すべきだし、宿泊客も不快なことがあれば我慢せず正当なサービスを求めるのは当然。それによってホテルのサービス改善に繋がればウィンウィンの関係になれるのではないか。
ただし、このホテルは2013年開業。客室数は374室〜378室で2020年にリニューアルされているが、窓ガラスの清掃はほとんど行われておらず、浴槽のカーテンにもカビが残る。5000円もしないし、本当に嫌ならマリオットやグランドハイアットに泊まればいい。格安ホテル派としては大目にみつつも、正当な主張はすべきだろう。
たまっていた仕事が多く、気が付いたら夜9時だ。外へ出てバインミーと缶ビールを買って部屋へ戻る。両替ができる貴金属商の近くの屋台。卵2個入りのバインミーは2万ドン。


浴槽に熱めのお湯をためて身を沈める。体がふわーと浮く感覚だ。極楽とはこのこと。

風呂上りに冷たいビール。旨い!

午前零時ごろ。就寝。

