ベトナムを旅行するとまず探索するのがビアホイ(Biahoi)の店。生ビールをゴクゴクとたくさん飲みたい人にはたまらない経験が得られる酔っぱらいスポットだ。
「ビアホイ」とはベトナムで飲まれる格安の生ビールのことで、「ビアホイ」という名前のお店(ビアホール)があちこちにある。特徴は低アルコールのさっぱりした味わい。氷を入れて飲むのが定番だ。多くが再生ガラス製の独特なグラスで出される。筆者は1杯、2杯とチビチビ飲むのではなく、南国にふさわしい豪快な飲み方を好む。よってだいたいはバカでかい1ℓ缶か2ℓ缶を注文する。
ホイアンで偶然見つけたビアホイのお店がこちら。すぐ近くにホテルをとっていたためすぐに気が付いた。「Moi BBQ&Syreet Food」。店内、というか屋根がないので広場みたいなところでお客さんがBBQを焼いており、立ち上る煙があたりに充満している。とはいえ、基本屋外なので空へと消えていくのだが。この雰囲気がたまらなく開放的だ。
店先にしっかりとビアホイの巨大看板。

料理は炭火焼き、1品料理、海鮮系など種類豊富だ。どんな料理なのかメニューを読んでもほとんど分からないのでメニューにある小さな写真をじっくり見て判断。比較的容易に分かった貝料理を注文する。

おー、これは旨そうだ。ハマグリなのかな。ベトナムの街を歩いていると人々が路上屋台で貝料理を食べているのをよく見かける。ベトナムの貝料理は「Ốc(オック)」と呼ばれ、タニシ、巻貝、二枚貝など様々な種類が蒸す・炒める・スープにするなど豊富に調理さる。特に、ハノイやホーチミンには「貝ストリート」と呼ばれる貝料理専門店街があるほど。

このsoupが濃厚で複雑な味わいだ。魚醤、酒、玉ねぎ、ネギ、唐辛子、ハーブなどの味わいが溶け込んだようなまろやかながらパンチの効いた風味。また、貝の量がハンパなく多い。

この調味料はどうやって使うのだろう。若い男性店員さんに聞くと、代わりに作ってくれた。

ライムを塩にかけて混ぜ、貝をそれに付けて食べるのだそうだ。ただ、スープにすでに塩味がついているので、特に使わなくても大丈夫。


2品目は豆腐の揚げもの。甘い綿菓子のような食材が上にのせてある。厚揚げの塩味とからみあって複雑かつ美味。


soupが濃厚で複雑な味わいだ。魚醤、酒、玉ねぎ、ネギ、唐辛子、ハーブなどの味わいが溶け込んだような風味。また、貝の量がハンパなく多い。おつまみが旨すぎて結局、1ℓ缶2本を飲み干した。

トイレはまあまあセーフ。

お会計は22万8000ドン。つまみの値段が間違っていたので指摘すると、店長らしき中年男性がすぐに訂正してくれた。日本円で1350円だった。激安過ぎる!

懲りずに翌日夜も来てしまった。思い切って2ℓ缶だ。取っ手がついているのでグラスに注いでいる時の高揚感が凄い。

つまみは青菜炒めと豚脂肪の天ぷら。

地元の男性客が連れてきたイッヌがかわいくて、あちこちのお客がチップ代わりに食べ物をあげていた。

2日目のお会計は20万7000ドン、1220円。

南国の空の下で生ビールを浴びるように飲む!実に楽しい。これだから東南アジアの旅はやめられない‼(もっとも雨季など少し寒いのだが…w)


