NEW!ブンタウの海辺散策 ビーチに謎の漁師が次々と出現 その獲物とは?  

【ベトナム編】

ブンタウで2週間滞在したコンドミニアム。ベランダからの眺望は格別素晴らしかった。午前6時に起きてベランダに出るとまだ薄暗い空が次第にオレンジ色の明るみを増し、ゆっくりと青空が広がっていく。紺青の闇から太陽の光が広がり始め30分ほどで完全な朝の景色になる。

ベランダからバックビーチを見下ろすと、潮が引いた砂浜に大きな水たまりができている。取り残された珍しい魚たちがたくさんいるのではないか。というわけで砂浜を探検だ。

満潮時には海水で覆われてしまうビーチ。干潮時にできた巨大な水たまりをのぞきこむと熱帯魚のような魚はいなかったが、小さな魚がたくさんいる。写真では分かりずらいが、けっこうすばしこく泳ぎ回っている。

大きな魚ではなく、稚魚の群れ。

一方、砂浜には小さな穴が無数にできている。そして穴の周りには細かい砂団子が。しばらく立ち尽くしていると小さな穴から蟹が顔をのぞかせる。穴を掘った時に出る砂を丸めて外に並べているのだ。人の気配を察知すると、すぐに穴の中に隠れてしまう。

そうこうすると、漁師がやってきて見たことのない漁具を使って水たまりで何やら収穫を始めた。

その数はだんだん増えていき、計3人に。

砂浜の砂を網の中に入れて、たまったら海水で砂を除去。その後に網の中に残っていたのは大量の貝殻だ。料理用の貝を集めているのだろうか?

食用の貝ではなかった。狙っていたのはこれ。子どもの乳歯のようにも見えるが、これは自然の荒波の中で磨かれた貝殻だ。漁師からもらった貝殻をカナダからの観光客が見せてくれた。

これは小さすぎて売り物にならないのだろう。ただ、よく見ると不思議な光沢があり美しい。これより大き目のものを収穫してジュエリーに加工するのではないか。そんな商売もあるんだ、と納得。

昼になるとの長閑なビーチに海水浴客が増えてきた。

バックビーチの新観光名所がタムタン・タワー。無数の柱が空に向かって伸びている。高さ4.55mから34.25mまでの143本の鉄筋コンクリート柱でできており、優雅で力強いデザインが印象を残す。

夜になるとライトアップされ、美しいフォルムで魅了する。

ダナンやニャチャンのビーチほど賑やかではないが、落ち着いたビーチの佇まいは心が落ち着く。