バンコクではカオサン通りがバックパッカーの聖地と呼ばれている。近年、この通りにハウスミュージックの店が増えて真夜中まで騒音が鳴り響くエリアとなっている。世界中から集まった若者たちが自由を楽しんでいるのは良いとしても、カオサン通り沿いのホテルを予約すると深夜まで騒音に悩まされることになる。そのためワンブロック離れたランブットリー通りのホテルがおススメだ。通りは緑にあふれ閑静なたたずまい。カオサン側から通りに入って50メートルほど入った右手に老舗のランブットリー ヴィレッジ ホテルがある。バンコクに来るたびに泊まるホテルで、筆者にとっては定宿通の定宿だ。ハイシーズンは概ね4000円弱くらいなのだが、3000円を切る日もあるため、財布に優しい宿なのだ。
確かに老朽化の影はあるものの手入れは行き届いており館内は清潔に保たれている。前回は朝食ビュッフェ付きで1700円弱という破格の安値で予約することができた。
レセプションで受付。今回はD棟の304号室だった。デポジットは500バーツ。agodaで朝食ビュッフェ付き2700円。いつも高層階をリクエストしているが、だいたい2階か3階の部屋を割り当てられる。
予約したのはスタンダード シングルルーム、14 m²の部屋だったが、ベッドはシングルが2台あった。上から吊るされているテレビが少し怖い。まさかいきなり落下したりはしないだろうが…。
朝、カーテンを開けると外の風景が割りと美しい。以前泊まった部屋は2階で昼間はかなり薄暗かったのと比べると、今回はかなり明るくラッキーである。
さて部屋の紹介。ミネラルウォーター2本。
洗面室のアメニティーはミニ石鹸、綿棒、シャワーキャップ、コンディショナーシャンプー、ボディーソープ。
棚の下にセイフティーボックスがある。
部屋の隅にドライヤー。
窓を全開にすると隣の別棟から丸見えとなるので左側のカーテンを閉めなおした。
屋上にはプール。午前9時頃に行くと客はわずか。水質はキレイに見える。
コロニアル調の優雅な雰囲気あふれる外観。内装もタイ風で凝っている。
客層はバックパッカーから高齢者まで幅広い。若者やファミリーは欧米系が多く、中国大陸系やインド系の団体客はあまり見かけない。男性の個人旅行客は地元タイやベトナム、マレーシア、シンガポール、香港、台湾、韓国あたりか。日本人はたまに見かける。穴場と呼ぶにはポピュラーすぎる名門ホテル。
朝食ビュッフェの内容は別記事で紹介しています。
