過日、ハノイに1週間ほど滞在したときの話。およそ15年ぶりのハノイは交通量が増え、建物の近代化や商業施設の増加など変化が著しい。
かすかな思い出をたどりながらブラブラ歩いているときらびやかな一帯に入り込んだ。目の前には鉄道の線路、そして軒を連ねるのはカフェ。
最初は廃線を再利用して商業開発をしたのかと思いきや、線路は現在も現役で実際に列車が通過するというからビックリ。
しばらくすると、警備員らしきおじさんが笛を吹きながら叫んでいる。どうやら「線路から離れよ!」と言ってるらしい。そして、車輪の音が遠くから聞こえてきた。
通過時間はわずか20秒ほど。凄まじい轟音を上げて列車は遠ざかっていった。
通過した後は何事もなかったかのように観光客が線路を横切る。
それにしても危険過ぎる。
観光客であふれかえっているカフェのメニューはこちら。
ベトナムコーヒーのブラックは4万ドンで約240円。果たして落ち着いて飲めるのだろうか。
こんな危険な観光名所も珍しい。調べてみると、タイにも似たような観光スポットがあるようだ。次回、タイを訪れた際、行ってみよう。