ドラゴン橋をミーケビーチ方面に渡って向かって左側に広がるソンチャナイトマーケット(夜市)は2018年から開催されているダナン市内最大級のナイトスポット。ダナンでも最大規模のナイトマーケットで夜になると地元の人や海外からの観光客で賑わう。
ドラゴン橋を渡ると左手に鯉の滝登り像で有名なDHCマリーナがあり、ソンチャナイトマーケットはその正面に広がっている。
お客さんでごった返す市場内。ゲートをくぐってすぐ右手の方に進むとシーフード専門の屋台が何軒も並んでいるので壮観だ。
ロブスターにホタテ、カキなど種類は豊富。
どこの屋台でも魚介類を数種類セットにした30万ドン(約1800円)コースを提供している。こちらはエビとホタテなど。
こちらのお店はホタテ、アサリ、エビ、マテ貝、イカ、タコなどのセット。
さらに別の店をのぞくとホタテ、エビ、タコ、貝などのセット。
店によってラインナップは異なる。どれにしようか迷っていると店の女性スタッフが「サービスしますよ」とうれしい一声。タコの足を少し大きめのものに入れ替えてくれた。さらに「青菜(モーニンググローリー)の炒めも付けます。値段は同じ30万ドンでどうですか?」と追加サービスの申し出。それはとてもお得と思い注文することに決めた。こちらの席に案内され別途、缶ビールを注文。3万ドン(約180円)。
飲料水のメニューに値段が書かれていないので注文前に確認を。缶ビールは最初、4万ドン(約240円)と言われたが、それは少し高い。すると「3万ドン」と値下げしてくれた。というか、市場内のドリンク売り場に行けば缶ビールは3万ドンで売られている。まあ、このあたりはちゃっかりしているというかw
待つこと約10分。注文したシーフードが調理されて運ばれてきた。
エビとカキは多めの油で炒めており、バターと唐辛子みそを少し使っているのかクリーミーかつスパイシー。エビは殻まで柔らかくなっているのでそのまま丸ごと食べられる。殻はカリカリ、身はプリプリで両者のハーモニーが旨さを広げる。
こちらはサービスで大き目にしてくれたタコの足。炒めすぎていないので身がやわらかくコリコリした食感でビールが進む。
さて、こちらもサービスで付け足してくれたモーニンググローリーのニンニク炒め。炒め方が上手でクタっとしていない。ナンプラーの塩味も薄すぎず,濃すぎず、いいバランスだ。
調理法が基本的にグリルと油炒めではあるが、いろいろな種類を食べられて満足度は高かった。しかも、ナイトマーケットという開放的な空間でガツガツ食べるのも野趣に富んでいて貴重な観光体験だ。マーケットの熱気を感じながらの屋台シーフード。オススメです。

