カンチャナブリで数日を過ごしバンコクへ戻ることにした。バスという選択肢もあったが、来るときのロットゥー(ミニバス)の運転手が夜間走行にもかかわらずスマホでしゃべりながら運転していたのを見て危険を感じ、戻りは迷うことなく鉄道にした。線路に向かって左手の窓口で切符を買う。発車30分前から購入が可能。
カンチャナブリ駅を14時43分発、トンブリ駅には17時40分着だ。
切符代はジャスト100バーツ(440円)。
構内には売店やトイレがある。
列車が到着し乗客がいっせいに乗り込む。全席自由席。どの車両がよいのかはまったく見当がつかない。
とりあえず乗り込んで車両を観察。こちらの椅子席は木造。誰も座っていないw
こちらの座席はクッションがあって楽なので乗客も集まっている。
こんな席の車両もあった。欧米系の観光客はこちらに集まっていた。
トイレがある。
定刻通りに出発。駅員さんの動きが活発になってきた。
発車後、ぐんぐんとスピードを上げていくのはよいのだが、ドアは開けっ放し。よろけて転げ落ちたら大変だ。なので近づかない。
窓の外をタイの大自然が通り過ぎていく。なんて長閑(のどか)なんだろう。
隣席のタイ人母と娘は昼寝の真っ最中。
最初の車内販売がやってきた。果物のようだ。
次いで焼き鳥。
こちらは冷たいドリンク類。
タイの焼きそばパッタイがやってきた。1個10バーツ(44円)と激安。
そのワケはミニサイズだからだ。これは一口で完食だ。隣席の小さな娘さんが紙包みをあけて大笑いしている。そりゃそうだ。こんなに少ないなんて思わなかっただろう。結局、娘さんは2袋のご購入となりましたw 車内販売と乗客のやり取りを見ていると楽しくなる。
約3時間後、トンブリ駅に到着。ここで降車したのはほぼ20年ぶりだと思うが、こんなに小ぶりな駅だったかしら。
トンブリ駅はバンコク市内の西側。カオサン通り方面からはチャオプラヤ川を渡ったエリアに位置している。ここからさらにカオサン通りまで向かうことにしたが、私が選んだルートはまた次回紹介します。