ファングーラオ通り周辺で宿をとると便利なバインミー(ベトナム式サンドイッチ)のテイクアウトが多くなる。昼買っても夜までもつしビールのつまみにも丁度よい。あとはフォーなどの麺類。日がたつにつれてご飯ものが欲しくなる。しかし、ウォーキングストリート沿いのレストランは10万ドン(約600円)ほどの出費を覚悟しないといけない。よし、まずはブラブラしよう。宿を出てフォングーラオ通りから右折しDeTham通りへ。
以前から気になっていたこの屋台。何を作っているのか良く分からなかったのだが、この日は怪しまれないように少しだけじっくり見ることにした。奥の女性はフライパンになみなみと揺れる油の中に豚肉の固まりを入れて「ジュワーッ」と盛大に揚げている。コンロの横には目玉焼きが10数枚。ご飯が入っていると思われるジャーも確認できた。
さて、注文しようかと思ったタイミングで店の男性が「テイクアウト?」と聞いてくれたので返事をした。ライスに揚げ豚肉、目玉焼き+少々の野菜で5万ドン(約300円)。
ベトナムきゅうりの輪切り。インパクトがある。
きゅうりの下にこんがりきつね色に揚がった豚肉。台湾料理で言うところの排骨飯(パイクーファン)に近い。
カップのタレは甘辛く、かつ柑橘系の香り。
上のベトナム語の意味は「揚げた豚バラ肉、豚皮、豚リブ、目玉焼き」「24時間販売」「毎週月曜休業」。
お会計の際、英語で書かれたメニューを見せてくれるので間違いがない。部屋に持ち帰り暖かいうちにさっそく味見。うん、旨い。ボリュームもある。これで300円はお得感があった。
地図ではだいたいこの辺り。