タイバジルはタイ料理に欠かせない食材 風味豊かで健康にも効果

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タイの食堂でおなじみの食材がタイバジル。麺類を頼むと付け合わせで出てくるが、豚肉料理にも出されることがある。葉っぱを手でちぎって口に運ぶと何とも言えない爽やかさ。こちらはパタヤ・ツリータウンのムーガタの食材棚に置かれていたタイバジル。鍋に注がれた出し汁の中に入れて肉や野菜と一緒に煮込む。

こちらは豚肉の炒め物。キャベツの塊と一緒に出てきた。

どうやって食べるのかというと、ハサミで切るか、手でちぎって食べる。茎の部分は残しておく。

店先には大量のタイバジルとゴーヤの千切り。

カレーにもたくさん使われている。手前のレッドカレーは魚とタイバジルが使われていた。タイバジルのタイ語読みはโหระพา(ホーラパー)。抗菌作用があり頭痛、腹痛、口内炎、風邪の諸症状、アレルギーの改善のほか、虫よけ効果もあるというからたくさん食べれば蚊が寄ってこない可能性も? 韓国料理なら焼肉にキムチはマストだが、タイ生活が長くなると何を食べるにせよこのタイバジルが恋しくなってくる。

こちらの料理名をよく見ると「炒めたバジルの豚肉添え」といった意味になる。主役は豚肉ではなくタイバジルなのだ。そのまま生でも、炒めても美味しいうえ、健康にも良いタイバジル。タイ料理の奥行きの広さを実感する。