海雲台ビーチの目抜き通りにどーんと店舗を構える古来思(これさ)オムク(おでん)。おでんの巨大オブジェが異様を誇っている。
韓国ではオムクと呼ばれているおでん用のはんぺん。魚の身を練って固めた食べ物で日本でもスーパーでよく見かけるおなじみの食材だ。ただ、こちらのオムクはかなり旨いらしいとの口コミを聞いて興味を持った。
エントランス。韓国の世界的ヒットアニメ・ベイビーシャークがお出迎え。
店内に入るとズラリを並ぶオムクの数々。こちらは1個1500ウォン(約150円)のタコの手オムク(左)と辛子オムク。
大き目の辛子ボールオムクは3500ウォン(約350円)と値段が高くなる。
お気に入りのオムクをトレーにのせて先に会計。
お土産用もたくさんそろっており、外国人観光客が熱心に物色していた。
おでんだけはなくしっかり食事もできる。
うれしいのはおでんスープが無料なところ。韓国のおでん屋台ではスープを別途頂くことができるが、こちらでも同じ。
会計済みのオムク2個とスープをトレーにのせて2階席へ。
広々としていてゆったりできる。
窓側のこちらの席に座ろうとしたら目の前にどーんとオムクのオブジェ。
少しずれてこちらの席に座って持参したパソコンで少しの作業と調べものの読書。
Wi-Fiのパスワードはレシートの下の方に記入がある。
ウォーターサーバーがあるので水には困らない。居心地がいいのでつい3時間ほどいてしまったが、特になにも注意されたりしないのが韓国らしい。
余った時間をカフェで過ごすのはよくあるパターンだが、おでん屋さんという経験はなかなかないだろう。おしゃれな最先端スポットである海雲台。レトロなおでんカフェはけっこうな穴場だ。
海雲台ビーチまで徒歩5分ほど。
砂彫刻のフェスティバルが開催予定のようだ。この作品は特に観光客の目を引いていた。