カンチャナブリ駅から列車に乗って3時間。バンコクのトンブリー駅に到着した。ここからバックパッカーの聖地・カオサン通りへ向かうことに。
カンチャナブリー方面やタイ南部への拠点駅にしてはこじんまりとしているが、駅前には巨大マーケットが広がっている。
駅前の通りをタクシーがたくさん走っているのでこれに乗って向かうことも可能だが、今回は徒歩にこだわることに。
大通りの手前で左折。
市場の棟と棟の間をチャオプラヤ川方面へ歩いていく。突き当りを右に回り込むといきなり人で大混雑しているエリアが出現。
中に入っていくと寺院の縁日のような賑やかさ。屋台がたくさん出ている。
やがてパッと視界が広がり観覧車が見えてきた。
さらに進むと見たことのない料理の店。これは何だ?
様子を見ていると、皿に盛ってある野菜や卵を鍋に入れて卓上コンロで煮て食べるようだ。ムーガタのようでもあるが、だいぶ違う。お客さんがベタ座りで盛り上がっている。
寺院の門をくぐると大きな病院がある。シリラート ピヤマハラジャカルン病院だ。白衣を着た人が多数歩いているのですぐ分かる。
病院敷地内の通りをまっすぐ進む。
突き当りにあるゲートを抜けると船着き場がある。
Thonburi Railway(トンブリ鉄道)桟橋は無人で寂寥感いっぱい。ここに来る途中で医学部生らしい男性に船着き場の行き方を聞いたら、これより1つ離れた船着き場を教えてくれた。ここからボートに乗った女性もいたが、隣の船着き場が気になりそちらへ移動。
引き返して病院敷地内を通っていく。この通りが見えたら左へ。
ごちゃごちゃ感満載のワンラン市場。
この隙間の向こうに船着き場があった。Prannok(プランノック)桟橋だ。切符売りのスタッフがいるので「カオサン?」と聞くと「15バーツ。もうすぐ来るから早く桟橋へ」と案内してくれた。
すぐにボートが到着したので慌てて乗り込む。キャリーケースを川に落とさないよう注意が必要だ。
2,3分ほどで最初に訪れたトンブリレイルウェー桟橋に到着。
ボートはかなり揺れるのでしっかりつかまっていないとよろけて転びそうだ。
Phra Arthit(プラアーティット)桟橋に到着。ここで下船し奥へ歩いていくとプラアーティット通りに出る。するとカオサン通りまで徒歩10分。
ボートの乗船時間は10分ほど。あっという間に到着する。カオサン周辺のホテルに宿泊するなら、このボートを使ってワンラン市場や寺院の縁日の賑わいを体験してみては。