ストリートフードのバインミー(越式サンドイッチ)とサブウェイの違いは? 具材は種類豊富 パクチーが決め手 120円から

【ベトナム編】

ベトナムの街を歩いているとあちこちでみかけるバインミーのお店や屋台。テイクアウトで気軽に食べられるベトナム名物として観光客の間で大人気だ。

バインミーとはベトナム版のサンドイッチのこと。ベトナム語で「パン」を意味する言葉がバインミー(餅麺)だ。

少し短めのフランスパンに様々な具材を挟んで食べる。材料は野菜としてはキュウリ、パクチーのほか大根とニンジンの酢漬け。肉系はハム、レバーペースト、パテ、チキンのほか卵焼きやチーズ。ソースや調味料はチリソース、マヨネーズ、ヌクマム(魚醤)などを用いる。西洋式のパンとベトナムの風味が合体しバインミーの味わいをさらに引き立てるのだ。

材料に使われるダイコンとニンジンの酢漬けはほとんどのバインミーに入っている。最初はフランスパンにダイコン?と戸惑いもしたが、これがチキンや卵焼きとの相性が良く噛み応えの楽しさが加わる。

ベトナムの伝統と西洋の味わいの合体。サブウェイのサンドイッチとはまったく風合いが異なる。少し小腹が空いたらひたすらバインミーを食べていた。卵焼き入りなら2万ドン(120円)から2万5000ドン(150円)。パンを炭火で少しトーストして供される場合、値段が少し上がるようだ。

注文すると店員さんが器用な手つきでパンに切れ目を入れ、具材を次々と挟み込んでいく。完成すると紙でぐるりと巻いて輪ゴムで固定。その後、手提げビニール袋に入れて渡してくれる。包装してくれるため持ち運びに便利だ。

バインミーのほかにケバブを提供する店もある。バリエーションに富んでいるのだ。

お店によって値段にバラツキがある。また、同じ屋台でも夜になると少し値段が上がる場合もあった。値段はよく確認して注文しよう。