ベトナムの麺料理と言えばフォーが有名だ。ただ、フォーだけではない。他にも旨い麺料理がたくさんある。フォングーラオ通りを西に歩きタイビン市場の肉や魚の店を通り抜けた先のロータリー付近で気になる屋台を発見。
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メニューは3種類のみ。よく知られているフォーではなくフーティウと呼ばれる麺料理だ。
ガラスケースの中に置いてあるぶっとい骨付き豚肉が気になる。これは旨いに違いない。メニューを見ると、2番になる。すかさず指差しでオーダー。
フォーはベトナム北部で食べられているが、フーティウは南部の麺料理。米粉から作られた細くて白い半乾燥の米麺。フォーよりこしがありもちもちしている。その麺の上に豚肉のかたまり。大きなダイコン、ネギなど野菜類。
下の方にうずもれていたうずらの卵。
麺自体、スープを吸ってズシリと重い。
卓上の魚醤やライムを搾り入れて味付けを自分好みに調整する。ネギに見えるのは青唐辛子の輪切り。入れすぎてしまったため激辛になった。でも後悔なし。
お茶はサービスだ。
ライムの香りが甘酸っぱいスープと溶け合って旨い。これで3万ドン(180円)。
麺をたいらげスープを飲み干すと満腹感で幸せな気分になる。屋台の社長に「うまかった。また来ます!」とあいさつすると、会心の笑顔が返ってきた。これだから屋台はやめられない。