ベトナム・ハノイの名物麺料理ブンチャーは肉ゴロゴロ、野菜たっぷりで満腹

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ベトナムのハノイに来た。交通マナー最悪の大混乱状態の道路にはまいるが、勇気を出して外出。幸いホテルのすぐ近くに小ぎれいなレストランを発見。ブンチャーを朝ごはんとして食べに行きました。ブンチャーとは、ベトナム人の主食の一つである米を原料とする細麺の「ブン」を、そうめんのようにタレにつけて食べるハノイの名物料理。

ファストフード店のような佇まいのこちらのお店は店内もキレイで清潔。

午前10時頃に入店すると客はゼロ。貸し切り状態だ。メニューを見て迷わずブンチャーを注文する。

「BUN CHA」と書かれているからすぐ分かる。下の方に「KEBAB RICE NOODLES」と書いてある。お値段は60,000ドン。日本円で約360円だ。

確かにそうめんとつけめんの合わせ技のようなボリューム。スープの中には豚肉のハンバーグ状の団子とスジ肉のような歯ごたえ十分の平たい肉がたっぷり。スープ自体は甘味があってナンプラーのしょっぱさと溶け合っていて美味。ただし、あまり熱くない。少し冷めぎみかな、と感じるほど。このスープに野菜をたっぷり乗せて次に麺を入れる。左上の麺は固まっていて団子状態になっているが、スープの中に入れるとすぐにほぐれて食べやすくなる。

これは初めての食感。かなり旨い。野菜はパクチー、レタス、シソ、えごまの葉、もやしなどと種類豊富でバクバク口に運ぶ。ほとんど食べつくしてしまった。左上にあるオニオンの酢や唐辛子を少し入れるとさらに味が複雑化し、違った味わいが楽しめる。

あっさりした日本のそうめんとは違い、お肉たっぷりのギラギラ麺だったが、これはクセになるおいしさだった。チェーン店らしくベトナム国内の各地にあるようだ。ぜひ一度、行ってみては?