ダナン国際空港に到着したのは午後6時。入国審査はスムーズでほとんど時間がかからない。屋外に出るとあたりはもう真っ暗だった。

空港から直接世界遺産に登録されているベトナムの古都・ホイアンに直行する。利用するのはシャトルバス。Trip.comで調べるとバスの手配ができる。昨晩、スマホで予約。ダナン空港を19時15分に出発する車両だ。赤いポロシャツを着用したドライバーが空港ゲートまで迎えに来てくれるそうだ。

ただし、気を付けないといけないのは、国際線ではなく国内線の「ゲート4」。国際線にも「ゲート4」があるため間違えてはいけない。向かって右手、空港国内線へ歩いて向かう。

2,3分で到着。すると、「ゲートA4」の前にたくさんのお迎えが。プラカードを掲げているので一つ一つ見ていくと、だいたいホテルの宿泊客を待っているようだ。予定の19時15分まで1時間ほど時間がある。椅子に座ってスマホで時間をつぶす。ゲート並びにカフェがあり、バインミーが3万ドンほどとリーズナブルな値段。


さて、19時が過ぎた。それらしきお迎えの人はまだ現れない。15分が過ぎた。まだ現れない。不審に思ってタクシー乗り場で待ちぼうけしているドライバーに聞いて回ると異口同音に「ゲートA4の前に行け」と。で、戻ると、赤いポロシャツを着た男性がやっと現れた。互いに所属、予約名を確認。ふー、来ないのかと焦った。地元の40歳ほどの女性も一緒に乗車。「遅かったですね」と聞くと「7時10分ぐらいに着いてあなたを探していたんですよ」。そうかな。けっこう注意深く周辺を見ていたんだけど。車両はかなり奥の方に停車していた。赤いポロシャツのドライバーがニコニコしながら「こちらです」と案内してくれた。雨が激しくなり、小走りで乗り込む。


やっと乗車。序盤は60キロほどで走行。途中から70キロほどで目的地へと急ぐ。

40分ほど走ったところで、車を乗り換え。細い路地を走るためだろうか。一回り小さい車へと荷物を運び替える。


乗り換えて再び出発。あちこちの路地を右に曲がったり左に曲がったりしてようやくホイアンのランドマークにあたる最終目的地のIvyHOTEL 前にて下車。運転手さんは終始にこやかで見送ってくれた。

今回、利用したのはBarri Ann社のシャトルバス。ダナン空港からホイアンへは1日11便出ている。行先は「ホイアンTOWN」とあるが、観光客がごった返す旧市街だと、停留所となっているIvyHOTEL前で降車するのが便利かも。ダナン市内まで行けばホイアンに向かう路線バス02番があるようだが、空港からホイアン直行ならシャトルバスが便利だろう。運転は極めて丁寧で、走行中、スマホで通話するということもなかった。安心です。




