NEW!パタヤ・名無し食堂3連発!その1トムヤムクン カオマンガイだけではない 美味なレアメニューを堪能

【タイ編】

「名無し食堂」として旅行者の間でつとに有名な食堂。その名も「名無し食堂」。名前がないからといって料理まで“味気ない”というわけでは決してない。欧米系の旅行者は壁に張ってあるメニューの上の方から注文しているようで、だいたいカオマンガイか麺類であるところのクイッティヤオを食べている。しかし、よくよくメニューを眺めていると、美味しそうな料理がけっこうズラリと並んでいるのだ。

そこで今回は旅行者がめったに注文しないであろうメニューを意図的に選んで注文してみた。

1番から順番に見ていこうと、メニューを手にしたところすぐに「3番」のメニューが目に飛び込んできた。

「Spicy Soup with squid and shrimp+Rice 90.-」

これって、トムヤムクンではないの? トムヤムクンにライスが付いているセットのことかも。気になり早速注文。5分ほどして運ばれてきたのは…おお! これぞトムヤムクンではないか!

粒よりのエビがゴロっと入っている。スープは真っ赤。まさにトムヤムクン。スープはねっとりしていてほどよい刺激。下に絡みつく辛味に混じって香辛料の酸味、甘味、旨味が溶け合っている。いい味だ。

イカも大き目の輪切りがいくつも入っている。

スープとエビ、イカ、そしてご飯を交互に口に運んでいると、アッという間に完食だ。

スープを飲み干すとショウガ、唐辛子、レモングラス、コブミカンの葉っぱが入っているのが確認できた。かなり本格的なトムヤムクンであった。

今回、トムヤムクンをおかずにご飯を食べても良いことを改めて知った。これは収穫だ。しかもお値段は90バーツ。約400円。それにしても名無し食堂でこんなに美味しいトムヤムクンが食べられるとは知らなかった。セカンドロードやビーチロード沿いのレストランに行くと、150バーツから200バーツもする。パタヤでトムヤムクンが食べたくなったら名無し食堂一択だ。

パタヤ・名無し食堂3連発!その2豚肉カレー炒め カオマンガイだけではない 美味なレアメニューを堪能
口に運ぶと、確かに辛い。カレーと言えばカレーなのだろう。ただ、私たちがイメージするカレーとは別物のようだ。おそらくコチュジャンや豆板醤のような唐辛子ベースのタイ料理調味料を「カレー」と呼んでいるのではないか。辛いだけではなく、玉ねぎの甘さが全体的な甘味を醸し出し旨味を高めている
パタヤ・名無し食堂3連発!その3豚肉生姜焼き カオマンガイだけではない 美味なレアメニューを堪能
「Ginger stir-fry with Pork/Chicken +rice 50.-」 豚肉/チキンの生姜焼きだ。豚肉が好きなので、豚の生姜焼きを注文。5分と待たずに運ばれてきたのがこれ。豚肉とたっぷりめの野菜を一緒に炒めた料理だ。味付けにショウガを大量に使っている。