早朝まで営業している名無し食堂。朝から深夜まで客足が途絶えることはない。
今回はパンチの効いた肉野菜炒めのような料理が食べたくなった。
で、いつものようにディープな料理を求めてメニューを眺める。
目に留まったのがこちら。
「Ginger stir-fry with Pork/Chicken +rice 50.-」
豚肉/チキンの生姜焼きだ。豚肉が好きなので、豚の生姜焼きを注文。5分と待たずに運ばれてきたのがこれ。豚肉とたっぷりめの野菜を一緒に炒めた料理だ。味付けにショウガを大量に使っている。
少し二日酔いだったため、眠気覚ましで生姜系を注文したわけだが、ボリュームがハンパない。
さすがに途中で食べるスピードが落ちてきたため、テーブルの激辛ナンプラーをかけて味変。
すると、先ほどとはずいぶん違った風味に変わり、一気に回復。食が進むことこのうえなし。
生姜を使っているせいか、体がだんだんポカポカしてきた。また、ビールが欲しくなってしまうw。
今回は3日連続で名無し食堂に通い詰めた。トムヤムクン、豚肉カレー炒め、豚肉生姜焼き、どれも満足のいく旨さだった。ご飯ものばかり続くと飽きてくるおそれもある。その場合は麺類に切り替えてみるのも良いだろう。
それにしてもこの名無し食堂にはさまざまな食材がそろっている。厨房をよく見ていると、カオマンガイやクイッティヤオは注文を受けてすぐに完成させているが、他の料理は厨房中央にあるデカい冷蔵クーラーの中から食材を取り出して手際よく作っている。豚肉も野菜もこの巨大クーラーボックスの中に収納しているのだ。
注文を受けると手早く調理し、客を待たせないタイミングでテーブルに運んでくる敏腕シェフが頼もしい。これからも新メニューを開拓するために通い続けるだろう。

パタヤ・名無し食堂3連発!その1トムヤムクン カオマンガイだけではない 美味なレアメニューを堪能
スープを飲み干すとショウガ、唐辛子、レモングラス、コブミカンの葉っぱが入っているのが確認できた。今回、トムヤムクンをおかずにご飯を食べても良いことを改めて知った。しかもお値段は90バーツ。約400円。それにしても名無し食堂でこんなに美味しいトムヤムクンが食べられるとは知らなかった。

パタヤ・名無し食堂3連発!その2豚肉カレー炒め カオマンガイだけではない 美味なレアメニューを堪能
口に運ぶと、確かに辛い。カレーと言えばカレーなのだろう。ただ、私たちがイメージするカレーとは別物のようだ。おそらくコチュジャンや豆板醤のような唐辛子ベースのタイ料理調味料を「カレー」と呼んでいるのではないか。辛いだけではなく、玉ねぎの甘さが全体的な甘味を醸し出し旨味を高めている