フォングーラオ通りの宿から少し足を伸ばしてアンドン市場へ。ホーチミン市中心部の観光名所ベンタイン市場と比べてはるかにローカル色が強く庶民的。ふらりと入ったところ、地下の空間に巨大フードコートを発見。
足を踏み入れると雑然とした空間においしそうな店がひしめきあっている。
いくつか見て回った。値段は3万5000ドン(210円)から4万5000万ドン(270円)前後とかなりリーズナブルだ。
ガラスケースの中の骨付き鶏肉が旨そうなので料理名を聞くと「Steamd solted chicken rice」。タイやシンガポールでよく食べるカオマンガイや海南鶏飯とは違うネーミング。
おお、これはボリュームたっぷり。鶏肉は右手にあるスープ状のタレにつける。ナンプラーを少し塩辛くしたうえで何か濃厚なスパイスを加えているようだ。
茹でたキャベツがどっさりとのっているのも圧巻。
スープは大根をじっくり煮込んだもの。味付けは乾燥小エビだ。旨味が溶け出して大根にしみわたる。
途中でスープに輪切りの赤唐辛子を投入。辛みが大根の味を際立たせる。
冷たいお茶はサービス。全部飲み干して「ごちそうさま」となった。
これだけ食べて飲んで4万5000ドン(270円)。ファングーラオ通り周辺に点在する外国人観光客向けのレストランなら10万ドン(600円)を超えていてもおかしくない。
少し遠いが、満足度はかなり高かった。買い物ついでに再訪したいスポットだ。