ソイ・ブアカオの名所 パタヤファンが愛する庶民派食堂でスッキリスープのチキンヌードル 200円

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真夜中近くになって空腹を感じた際、いつも寄るお店がこちら。パタヤファンに愛されている庶民派食堂だ。LKメトロのソイ・ブアカオ側入り口向かいにある。

地元の人が大勢訪れる人気店。店内には欧米からの旅行客もたくさんおり、うまそうに麺をすすっている。メニューを見て「チキンヌードル」を注文。普通サイズで50バーツ(200円)。価格が黄色い紙に書かれているが、元は普通40バーツ、大盛り50バーツ。原材料費などの高騰で10バーツの値上げを余儀なくされたようだ。

タイ語はクイッティアオ。タイの人々が愛する国民食なのでパタヤのあちこちに屋台が出ている。注文して5分足らずで出来上がり。緑の野菜と透明なスープのコントラストが食欲をそそる。

テーブルには調味料セットの「クルワンプルーン」が置いてある。魚醤の「ナンプラー」、唐辛子の「プリックボン」、酢の「ナムソム」、砂糖の「ナムターン」の4種類が基本。自分の好みでスープの味付けを変えられる。筆者は酢を多めに入れ、少しだけ唐辛子の粉を振りかけた。

米粉麺に魚の練りものとチキン、もやし、ねぎ、そしてスープというシンプルな食べ物ながらスープの旨味と酸味が病みつきになる。同じテーブルに座っていた欧米の中年男性が「このヌードルは抜群だ」と話しかけてきたのでしばし談笑。男性は「ユナイテッドキングダムから来た」と自己紹介し、「パタヤに来る前はカンボジアにいたけど料理が合わなくて。だが、この店は本当にうまい」と絶賛していた。すると、「どこのホテルに泊まっているんだい?」と聞かれた。「彼らはこうやって見知らぬ旅行客からも情報収集するんだなぁ」と妙に納得した。

英国紳士も絶賛する小さな食堂。店頭のワゴンには蒸した鶏肉と揚げた鶏肉がうまそうに山積みにされていた。次回はぜひこちらを食べてみたい。