パタヤの歓楽街近くにあるブアカオ常設市場などに行くと、丸ごと焼いた魚を並べた売店をたくさん目にする。塩まみれだったり素揚げされていたり。シーフード好きにはたまらない味。冷たいビールにもよく合う。タイ語は「プラーパオ」。「プラー」とは「魚」のこと。タイの魚醤「ナンプラー」の「プラー」でもある。「パオเผา」は炭火で強く焼いたもの。すなわち、炭火で強く焼いた魚が「プラーパオ」だ。
一方、油で丸揚げした魚もよく目にする。
地元の人が揚げ魚や鶏のから揚げを買う際、お店の油の色をよく観察してどす黒くなっていないかを確認しているそうだ。お値段は150~200バーツほどだったと記憶しているが、シーフード類はパタヤの繁華街から少し離れたプラタムナック市場まで足を運ぶとかなり安く買える。
こちらは100バーツ(約450円)。パタヤ中心地にあるシーフードレストランの半値だ。少し小さい魚は50バーツという驚きの価格設定。
イカは100バーツ。選んで焼いてもらう。
プラタムナック市場はロシア人が多いことで知られる。実際、歩いているとあちこちからロシア語が聞こえてくる。多くは小さい子供連れの若い夫婦。
オシャレなシーフード料理店も多く、歩いていても飽きない。プラタムナック市場はビール代も含めパタヤ中心地より2割くらいは安いといった印象。値段を気にせずたくさんシーフードをがっつきたい方には超おススメスポットだ。
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