NEW!東横INNの豪華朝食に大満腹。清潔な室内、水圧の強いシャワー、無料のコーヒー やはり安心のビジホブランド 6000円

【韓国編】

旅生活が長引いて体力、気力ともに疲れてきたときは東横インに泊まることがある。建物の外観や室内の雰囲気などは日本の店舗とほとんど変わらないが、無料の朝食がかなりゴージャスなのだ。

今回は東横インの永浦登店にチェックイン。

朝食会場は2階。日本の店舗に比べてかなり広くて、席に余裕がある。朝食時間は午前7時から9時半まで。この日は7時過ぎに会場入りしたため、まだそれほど混雑していなかった。8時くらいだとかなり混む。

スープはキムチチゲ風の味噌汁。朝から胃袋によい刺激だ。

豚肉がゴロゴロはいったトッポッキ肉野菜炒め。これは日本では絶対食べられない料理だ。

とにかく、並んでいたおかず類をほぼ全部盛りにしてみた。キムチ、小松菜のキムチ、肉野菜炒め、スクランブルエッグ、バナナ、ゆで卵など。そしてご飯にスープ。これをモリモリと食べる。外の景色を眺めていると心が落ち着く。

二巡目。ゆで卵とバナナを紙ナプキンの上に移して、ロールパン、いちごジャム、バターを追加。そしてコーヒー。これらをゆっくりと時間をかけて食べていく。まさに至福の時間だ。

食べ終えた後は1階ロビーに移動して、コーヒーをセルフで入れる。いつものアメリカンだ。もちろん無料。

東横インの会員なので、いろいろと割引が使え6000円ほどだった。10泊すると1泊の予約が無料となる。また、韓国の飲食物の物価高は東京以上で、キムチチゲ、ビビンバなど大衆的な定食料理でも1000円ほどかかる。それらを考慮すると、6000円という宿泊費はそれほど高価ではないのかな、と思う。

しかも、韓国のホテルは外れると大惨事になることがままある。土曜日はソウル市内の各ホテルの値段が一斉に値上がりする。その中から4000円前後のホテルを見つけて予約を入れても、いざチェックインすると、ごみ箱をひっくり返したような乱雑極まりない物件を何度も経験した。

その点、東横インは極めて安心できるホテル。韓国の東横インでポイントを稼ぎ、10ポイントたまったら日本の東横インを予約する、という常連客もいるほど。

安く旅したい方は、東大門や東廟のスパレックスなど24時間サウナを利用(1500円ほど)するという手もあるだろうが、結局、ごろ寝となりプライバシーも保たれないためかなり疲れが残る。

旅行者にとってオアシスのような東横イン。財布に余裕があれば、良い選択肢だろう。