巨大タコが客をお出迎え 食べ放題1140円
ソイブアカオ(ブアカオ通り)のツリータウン正面に向かって左側の道を奥に進むと左手に人気ムーガタの店がある。エントランスに設営された円状の鉄骨の上をピンク色の巨大タコがはっているのですぐ分かるはずだ。入り口の看板にお値段が表示されており、「289バーツ(1140円)」と「189バーツ(750円)」の2つのコースがある。安いコースは肉類と野菜がメーン。これにエビ、カニ、イカ、貝類など海鮮を加えると高いコースとなる。入店して高いコースを注文。すぐに真っ赤に燃える炭の入った火鉢が2つ運ばれてきた。1つは具を入れて煮込む鍋、もう1つはエビや肉を直接焼く網がそれぞれ乗っている。
店の奥のテーブルにはたくさんの具材が並んでいる。肉類は豚、牛赤身、レバー、ハツなど、魚介類はエビ、カニ、イカ、貝など、野菜類はエノキ、シメジ、空心菜、白菜などがあった。水槽の中では手長エビが泳いでいる。
タイ人はエビが大好物?
周囲を観察してみると地元のタイ人はエビをやたら大量に持ってきて網の上で焼いている。同行してくれた地元の知人も次から次へとエビを取ってきて口に運んでいる。肉類より人気が高いようだ。
その肉類はというと、鍋の中に野菜と一緒に入れてぐつぐつと煮込んでいる。これを甘辛いタレに付けて食べるとビールが進む。卵もあるので日本のすき焼きのようにとき卵をくぐらせて食べるのも美味そうだ。完全屋外なので炭や煙の熱がこもらない。そよ風も吹いてきて最高の気分だ。
シメにチャーハンを食べようとしたが、すでに満腹状態のため小皿にほんの少しだけ盛って完食。肉類メーンの安いコースも日本の定食チェーン店より安く済むのでオススメだ。ただし、ビールが飲みたくなるのでそちらは当然別料金となるが。ま、それでもこの開放的な雰囲気は非常に心地よい。食費の安いパタヤでは割高だが、日本と比べると大変安い。3日に1回は行きたくなる店だ。(※為替レートは日々変動しているため値段は多少の誤差があります)。
翌朝のお店はこんな様子。昨晩の熱狂が嘘のように静まり返っていた。