バンコク・カオサン通りの禁酒日は本当に飲めないのか?外国人は意外にも…

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2024年5月22日 (水)は ヴィサカブーチャ(仏誕節)の日。つまり禁酒日でアルコール販売は禁止される。飲むのもダメだ。

久々、カオサン通りに宿をとったのでバンコク在住の大学関係者とカオサンの様子を見て回った。

夕方から漂うのんびりムード。レストランの店先をのぞくとこんな表示が。

男性スタッフに「お酒、ダメ?」と聞くと「NO!」とキッパリ。

コンビニのビールコーナーもカバーでおおわれ厳重に管理されていた。一方、路上のドリンク販売はというと…。

いつも氷の中に入っているビール類の姿が消えている。試しに「No BEAR?」と聞くと、にやりと笑って「Here」。後ろのクーラーを開けるとビール満載。内緒で売ってくれるようだ。

外国人が多く集まるレストランでは冷蔵庫内のビールはそのまま。

「OK?」と聞くと「OK」という返事。ただし、大っぴらには飲めないみたいで大びん1本分が入るでかい紙コップに中身を移して飲む、ということだった。

知人の大学関係者は「禁酒日だからお酒を飲まない方がよいですが、観光に来ている外国人は宗教が違うからあまり厳しくしない方がいいという地元の声がありますね。ただ、それでもここはタイですから現地の風俗習慣は尊重すべきではないでしょうか?」と熱弁をふるいつつも、紙コップのビールをゴクゴクとうまそうに飲んでいるwww。猛烈な蒸し暑さもあってビールが本当にうまい。午後11時近くになってくると、各レストランでは平然とビールが出されるようになっていた。そんなゆるさがタイの魅力でもあるが、それでもタイの文化へのリスペクトは忘れないようにしたいですね。