NEW!【パタヤのグルメ】26年8月版:名無し食堂7連発 レアメニューに次々と挑戦 あんかけ麺とお粥に妙味あり

【タイ編】

貧乏バックパッカーの味方である「名無し食堂」は連日午前8時オープンだ。朝食を求めに来る地元客が多く開店早々けっこう混雑している。今回の滞在ではその時間帯を避けて午前9時半前後に訪れることが多かった。日本時間だと午前11時半なのでお昼のような感覚だ。

【1日目】40番 豚肉いろいろ野菜炒めライス 50バーツ

筆者が好む6番テーブルに着席。メニューを眺める。

肉と野菜をまんべんなく食べたくなり40番の「ミックス野菜と豚肉炒め ライス付」を注文。

おー、これぞ豚肉と野菜のてんこ盛り。ブロッコリー、ニンジン、キャベツ、きくらげ、アスパラなどと豚肉を一気に炒めている。味付けはナンプラーにニンニク、塩、胡椒。最後に片栗粉が入った水をフライパンに流し込みとろみをつけているようだ。非常にバランスがとれていてヘルシーな1品。

途中、唐辛子入りナンプラーで味変。

ナンプラーをかけるのではなく、この漬け込んだ唐辛子の輪切りをのせるのがミソ。ナンプラーの味がしみ込んで辛さより旨みの凝縮が楽しめる。辛いのが苦手な方にはおススメしないけど。

【2日目】26番 オムレツとライス 40バーツ

この日のテーブルは5番。さて、何を食べようかな。いつものようにメニューを眺める。

そういえば、名無し食堂でオムレツを食べたことはなかったな。ということで、オムレツを注文。すると5分ほどで登場。

極めて平凡なたたずまい。やや物寂しいのでケチャップ投入! これでオムライスぽくなった。

タイ料理のようで西洋料理のような。不思議な気分。

味はシンプルそのもの。毎日タイ料理だと飽きるので、たまにはこういった“日本の洋食”ぽい料理が食べたくなる。そんな時にはうってつけのメニューだ。

ただ、前述のとおり味自体は非常にシンプルなので、もう10バーツ足して豚肉ミンチ入りや、オニオンとトマト入りのオムレツを試してみるのも良いだろう。

【3日目】1番 ココナッツチキンスープとライス 90バーツ

6番テーブルに着席。おそらくこのメニューに注目する旅行客はあまりいないのでは。栄光のメニュー筆頭料理は「ココナッツチキンスープ」。メニューの1番目に載っている料理なので自信作であるに違いない。それにしても、いったいどんな料理なのだろうか?

5分ほどで登場。むむっ?クリームシチューなのか?

いや、まさしくココナツベースのクリアなスープ。具材は鶏肉に、乱切りのトマト、オニオン、マッシュルーム、ハーブ類。タイ生姜の風味も強い。

ナンプラーに浸かった唐辛子の輪切りをアクセントとしてライスの上に置いてみる。色合いが良い。

このマッシュルームとココナツスープの相性が非常に良い。

次いでトマトの風味を味わう。

旨い! お椀の底にはレモングラス、タイ生姜、強い柑橘系の爽やかな香りがするコブミカンの葉がたっぷり入っていた。これは胃腸に効きそうだ。

ただ、二日酔いの時はココナッツミルクベースのこのスープよりも、トムヤムクンのようなスープの方が胃がサッパリするのではないか。

【4日目】54番 牛肉のガーリックと胡椒炒め ライス付き 60バーツ

連日、豚肉やチキン料理が続いたため、この日は牛肉を食べてみる。50番にショウガ焼き/牛肉/イカ/エビというメニューを発見。イカも捨てがたいが、当初の目標通り牛肉を注文。

席は3番テーブル。

さて、5分ほどで登場。ライスの上に牛肉がてんこ盛り。すごいボリュームだ。形状は違うが、日本の牛丼のタイ料理バージョンのよう。

大量の玉ねぎと一緒に炒めた牛肉。ますます牛丼ぽい。ただ、味はかなりシャープで甘味とタイの香辛料の辛味がぶつかり合っている。舌を挑発するかのようなこの混然一体の刺激がたまらない。

辛味をアップグレードするため、ナンプラーに浸かった唐辛子の輪切りを投下。牛肉の歯ごたえにアクセントが加わり、食欲倍増だ。日本でこれほど牛肉を使った料理を食べようとしたらかなりのお値段となる。それが名無し食堂なら300円!お得な気分になるメニューだった。ご馳走様。

【5日目】27番 マッシュルームと豚肉のオイスターソース炒めライス付き 50バーツ

いつものように午前9時半過ぎに着席。

今日はマッシュルームの料理と決めていた。野菜と肉類はたくさん食べているのだが、何かが足りない、と思っていたらそれはキノコ類だった。というわけで、マッシュルーム。

どーんと登場。いつも通りのボリューム感がハンパない。

豚肉にマッシュルーム、ネギ、オニオン。オイスターソースの香りがよく、片栗粉汁でとろみをつけている。味がからみついて旨い。

いつものようにナンプラーに漬けた唐辛子の輪切りをトッピング。これが毎度、いい刺激になりご飯がすすむ。

さらに、追加でテーブルにある胡椒を投下。唐辛子と胡椒の辛さが混ざり合い食欲増進。それにしても名無し食堂は何を食べても旨い。ここ数日、午前中から日本人の若者グループが押し寄せている。中国の女性グループはご飯類と麺類を複数注文してシェアして食べている。安くて旨い、そして店内はそこそこ清潔なため早朝から旅行客が集まってくるのも当然だ。

【6日目】60番 豚肉のあんかけ麺 50バーツ

本日は3番テーブル。いつもご飯ものが多いのでたまには麺類を注文してみよう。

とろみがついたスープの中に野菜と豚肉がたっぷり入っている。

どういうわけかエビが1個入っていた。

麺は茶色できしめんのように平らだ。ほほう、これはいける。スープを飲み干し満腹。

【7日目】51番 豚肉のお粥 50バーツ

最後は誰も注文しないようなメニューにしよう。51番と52番にお粥の料理がある。どんな味だろうか。

出てきたのがこれ。むむっ? お粥というよりお茶漬けかクッパに近い。

豚肉の脂が浮いているからやっぱクッパか。あるいは雑炊?

パタヤ市病院前の屋台「おばあちゃんのお粥」とは違い、ご飯がトロトロに溶けているのではなく、ライスの形がほぼそのまま。つまり、ご飯の上に豚肉とネギをのせスープをかけた料理だ。食感は雑炊そのもの。

ミンチにした豚肉の味が溶け出してネギとよく合う。豚肉なのにしつこくはなく、サラサラっと食べられる。

胡椒を追加し…。

唐辛子の酢漬けの輪切りを投入。酸味が豚肉の脂を中和してくれる。

こちらも二日酔いには効果てきめんかも。「おばあちゃんのお粥」も旨いが、名無し食堂の雑炊お粥もクセになりそうな味わいだった。

1週間、毎日通った名無し食堂。サッカーのユニフォームを着込んだお店のあんちゃんが、以前よりオシャレになったようなw。また、通わせていただきます!