ホアヒンの名物グルメと言えば、ナイトマーケットのシーフード。5店舗ほど軒を連ねる界隈は観光客で大変な賑わいだ。その中でも気に入ったのがこちら。「KRUA LUNG JA SEAFOOD」。緑の看板が目印。他店に比べて料金が良心的だったことが決め手だ。
チャンビールを注文。大瓶で90バーツとライバル店よりかなり安い。メニューを見てイカ炒めを注文した。180バーツ。少量かと思ったらかなりのボリューム。しかも、金属製の器の下に固形燃料があり火で温かさをキープしてくれる。
澄んだトムヤムクンのような酸味が強いスープ。ニンニクと柑橘系果物、パクチーなどが大量に入っている。
イカはぷりぷりの歯ごたえ。
さて、これで注文をストップつもりだったが、後ろの中国人ファミリーが魚の丸揚げ料理を注文。運ばれてくる皿を見て驚愕した。実に旨そうだ。値段を聞くと「300バーツ」。食べたい! いったいどんな魚なのか? 「これだよ」。レッドスナパーだ。
下ごしらえで脇に包丁を入れていく。
そして、油の海に投入。
いったん取り出して今度は大量のガーリックとともに炒める。
完成。
すごい揚げニンニクの量だ。
身がカリカリ。しかし、中身はもっちもち。
表を全部食べたらひっくり返して裏側を。こちらも白身はもっちもちだ。
完食! ふー、お腹いっぱいだ。お会計はビールとイカ炒め、魚丸揚げで計570バーツ。約2500円。
市場の魚売り場では2尾で計100バーツと安い。しかし、油でしっかりと揚げてニンニクで風味をつける大胆な料理には満足だ。ナイトマーケットのシーフード、なかなか楽しめます!