2002年に建設されたソイブアカオを代表する老舗ホテル。シングルはクイーンベッド 1台で部屋のサイズは 26平米。8階建てで今回は5階に宿泊した。老朽化は否めないが、部屋はまあまあ清掃されていて不満はない。
鏡台はレトロ感たっぷり。
とてつもなく旧型のエアコン。
電気ケトルにお茶も用意。冷蔵庫は大きめで無料のミネラルウォーター2本が入っている。
セイフティーボックス完備。比較的新しい。
廊下にWi-Fiのアンテナが設置されていて部屋まで届くが奥の窓側に行くと少し弱くなる。トイレとシャワー室は分かれていないが、シャワーの周りにはカーテンがあり、さらに床には10センチほどの高さの囲いがあるため水でトイレがびしょ濡れになることはなかった。
棚があるので着替えを置くには非常に便利。
この価格帯でこのような設計をしているホテルはなかなかない。今回いちばん気に入ったのが眺望だ。広めの窓を開けるとツリータウンのバー街が見下ろせる。昼間は窓のすぐ外に木の葉っぱが風に揺れている。
コロナ前は宿泊料金に朝食代が含まれていたが、今回は朝食のサービスはなかった。ただ、周辺にはレストランが多いし、ツリータウンを通り過ぎて市場まで行くと食べ物屋がたくさんあるので困らない。難点はベランダがないこと。洗濯物は窓のカーテンレールにハンガーをひっかけて干した。このホテルの良さは何といってもコスパの良さ。2階の廊下の天井板が剥がれ落ちている、など施設は古くなっているが、部屋に戻れば気にならない。
旅費を節約したい、眺望も楽しみたい、という方にはうってつけのホテルだと思う。なお、チェックイン時にデポジット500バーツ(2000円)が必要となるのでキャッシュが不足しそうなら事前に両替を済ませておきたい。(※宿泊代は執筆時。その後、値上がり傾向です)