タイ鉄道網の中心地であるファランポーン駅。正面エントランスの前に立つと人影がなく
チェーンで封鎖されているため駅そのものが休止状態になっているように見える。
ところが、向かって左側に回り込むと活気づいている。バス停があり大勢の人が往来しているのだ。構内に入ると以前のように営業していた。
この日はアユタヤに向かうべく切符を購入。
午後4時30分発、アユタヤ到着同6時23分。3等車で座席自由。切符代は24バーツ(約110円)と激安。時間があったので駅ホームを回ってみた。引退した日本の車両が展示されていた。
発車時刻が近づいてきたので乗車。老朽化が激しい。エアコンはなし。扇風機のスイッチを自分でつける仕組み。
近くにトイレがあったので安心。まあまあきれいだ。
窓からは生ぬるい風が吹き込む。最初はガラガラだったが、途中から混み始め座席は満席。通路に立つ人も多い。
アユタヤ駅到着。周囲は閑散としていてコンビニと屋台くらい。
時刻表があり帰路の電車を確認。
結論として3等車は座席が固くかなり疲れる。混雑してくるとなおさらだ。2時間弱の旅路だったが、3時間くらいかかったかのような感覚だ。ただし、切符は激安。時間があれば検討しても良いだろう。
【了】