NEW!バンコク・シリラート病院内の巨大フードコートが穴場 激辛カレーにオーガニックレモンジュースでランチ満喫

【タイ編】

「死体博物館」の異名で日本人観光客に人気の観光スポットが「シリラート医学博物館」。ワットポーやカオサン通りから行く場合、ボートでチャオプラヤー川を渡るとすぐ到着する。病院近くには細い路地が迷路のように入り組んだワンラン市場があり、マニア向け観光地としても知られているエリアだ。

病院内にはタイ伝統マッサージの施術を受ける専門部署があり、けっこうな人気なのだ。お昼時となると病院職員や医学部生らがドッと訪れる巨大フードコートがあり、大変な賑わいだ。隅から隅まで食堂が軒を連ねる。活気があって元気が出る。お客さんの配置を観察していると、あることに気づく。ときどき、そこだけぽっかりと人がいないテーブルがある。そういう席は近くに扇風機やクーラーがないため、猛暑に襲われるのだ。少し歩いて扇風機に近い席を何とかゲット。

いろいろと迷った末に注文したのがチキンのグリーンカレー。唐辛子で真っ赤になった緑黄野菜のいためたものを付けてもらった。これで50バーツだ。約220円。

赤いタレをさらに加えると激辛度がアップ。

ゴロゴロのチキンは柔らかくてジューシー。で、意外にもそれほど辛くはない。辛かったのは付け合わせの野菜だった。

さすがに口の中がヒリヒリしてきたので、ドリンクを物色。すると、オーガニックのレモンを搾った作り立てジュースを出す店を発見。確か30バーツだったような。

レモン1個を選ぶと、マスターがすぐに搾りたてジュースを作ってくれた。

「シロップは?」と聞くと「ハニーを使うよ」。ハチミツを入れてくれた。

搾りたてのレモンジュースは口にも心にも優しかったです。

フードコートの入り口にはお弁当のお店も。だいたい1個50バーツ。ここから10分ほど西へ歩いたところにある国鉄トンブリ駅前の市場では25バーツの弁当が販売されていたので、少々割高かな。