パタヤに到着すると毎回真っ先に向かうのが床屋さん。とにかく暑いので伸びきった髪を短く刈り上げてもらっている。今回はブアカオ常設市場からセントラルパタヤロード方向に少し歩いた左手のお店に入ってみた。このあたりは床屋が多く並んでいる。入り口のドアを大きく開いた店の中をのぞくと客ゼロだったので、すぐにやってくれると考え入店(※下の写真は翌日撮影したもの。客がいます)。
最初に「いくらですか?」と女性理髪師さんに確認すると、「100バーツ(400円)です」。前回入った別の床屋さんは150バーツ(600円)だったのでかなり安い。「大丈夫かな…」と一瞬思ったが、調髪が始まると見事な腕前。バリカンを後ろから、横から、斜めから、それぞれ滑らせ髪を丁寧に刈っていく。頭頂部はくしとハサミを使い少しずつチョキチョキと短くしていく。15分後、襟足の部分をカミソリで剃ろうとしたので、「カミソリは使わないでください」と言うと、快諾してくれて別の細い毛ぞりバリカンできれいに処理してくれた。やはり、肌を切る恐れがあるカミソリは避けたかったので。最後は耳のムダ毛、そしてこちらからオファーした眉毛の手入れも丁寧にしてくれた。これで終了。別の日、インド系の旅行客はひげの手入れのためカミソリで入念に剃ってもらっていた。
100バーツという格安料金のためかレトロ感漂う店内にはエアコンはない模様。このため少々暑いが、我慢できないほど暑くもない。他店は120バーツ、150バーツという価格設定が多いようで、これらの床屋さんはエアコン、WiFi完備である。今回の格安理髪店は飛び込みに近い形だったが、お得感があって大満足だった。
カミソリの使用について心配する方は、最初に理髪師さんにその旨を告げておいた方がよいだろう。