カオサンロードからチャオプラヤー川寄りにワンブロック離れた静かな一帯にある優雅な老舗ホテル。自社HPで「この地域で最も美しいゲストハウスの 1 つ」と誇っているように、モダンなオリエンタルスタイルの建築と美しい庭園は豪華な雰囲気を醸し出している。施設内にはレストラン、ショッピングプラザ、旅行代理店、薬局、ランドリーなどがありスイミングプールを含む幅広い施設を提供している。
奥に進むと右側に鯉が泳ぐ池。優雅な気分になる。さらにその先がリセプション。
シングルを予約したのだが、受付の女性は「ツインの部屋をご提供します」と望外のオファーが。シングルのほぼ倍の値段がする部屋へのチェンジはうれしい限り。広さは 20 m²平米、シングルベッド2台の広い部屋となった。デポジットは500バーツ。チェックアウトは正午。眺望抜群とは言えないが、光が差し込むので及第。
テレビはSAMSUNG、エアコンはPANASONIC。かなり旧型だが、きちんと作動する。水回りはこんな感じ。
排水口に問題なし。トイレとシャワーが同じスペースにあるが、多少距離が離れているのでトイレの床がびしょ濡れになることはなかった。
セイフティーボックスも問題なし。
ミネラルウォーター2本付き。
灰皿があるので喫煙可のようだが、室内にタバコ臭がする、ということはなかった。普段から部屋の喚起に努めているからなのか、喫煙者自体が減っているからなのか、は判然としない。
冷蔵庫にドライヤー。化粧台に時間の流れを感じる。
プールは別棟。近くのワットチャナソンクラームの黄金の屋根が見渡せる。
リセプションの近くの小スペースも美しく装飾され、まるで高級ホテルの佇まいだ。
建物自体の老朽化は否めないが、手入れが行き届いており部屋も廊下も庭も清潔に保たれている。
鯉が泳ぐ池の周りにはテーブルと椅子が用意されており、こちらで休憩するとどこか高級リゾート地に滞在している気分になってくる。
これだけの豪華ホテルが2000円台前半（ただしシングル）とはお得過ぎる。あまりに騒々しいカオサンとは対照的な静謐さ。カオサンにまた来るとしたらリピートしたいホテルの筆頭候補だ（あくまでも個人的感想です）。
