パタヤはアクセスの良さと多彩なアクティビティ、物価の安さで世界的人気

パタヤの人々

パタヤ(Pattaya)はバンコクから南東へ約160km下ったタイ東部チョンブリー県の西海岸に位置しています。昔はタイ湾に面する小さな漁村でしたが、1960年代にベトナム戦争が始まると米軍によってリゾートとして整備が進められ、以来40年以上にわたって世界中から観光客が訪れる、アジアを代表するビーチリゾートとなりました。かつての漁村のおもかげを残す北のナクルア・ビーチから、落ち着いた雰囲気で家族連れやタイ在住の外国人に人気がある南のジョムティエン・ビーチまで、約20kmにわたる海岸線にさまざまな魅力をもつビーチが並ぶパタヤは、バリのクタビーチと並ぶアジア屈指のビーチリゾートです。なかでもその中程に位置し、パタヤ湾に面して南北に弧を描くように続くパタヤ・ビーチが、もっとも賑やかなパタヤの中心です。

人気の理由はバンコクから車で約2時間、スワンナプーム国際空港からは約1時間半というアクセスの良さ。年間を通してパラセイリングやバナナボートなどのマリン・アクティビティを楽しめることはもちろん、ビーチ沿いの通りには数多くのレストランやショップが建ち並んでおり、食事の後にショッピングをしながら砂浜を散策したりと、南国リゾートの雰囲気を満喫することができるでしょう。また、バンコクに比べて物価が安く長期滞在者も多いです。

バカンスを静かに過ごしたい方には大型リゾートホテルなどが多く建つ北側のエリア、歓楽街の賑わいやナイトライフを楽しみたい方には南側のエリアがおすすめです。アジア的混沌を感じてみたい方にはブアカオ通り沿いが楽しめるでしょう。(※タイ政府観光庁『amazingTHAILAND』パタヤ・チョンブリーを引用し一部加筆)