パタヤ床屋体験 カット150バーツ600円 想像より丁寧かつ上手 

生活費

髪が伸びたままパタヤに来てしまい、首周りが暑っ苦しくてしかたない。そこでタイでは初となる床屋経験をしてきた。

ソイブアカオの常設市場を過ぎてセントラルロードの方に向かうと左手に床屋が何軒も並んでいる。まずは料金を確認。ヘアカットは120~150バーツ(480~600円)とある。この幅には意味があり、120バーツは子ども料金、150バーツは大人料金だ。髭剃りはいつも自分でするので、今回はヘアカットを選択した。着席すると希望の髪型を聞かれるので「こことここ、very short。ここは、just a little」とジェスチャーを交えてリクエストすると女性の理容師さんにはだいたい伝わった。今度はバリカンの希望を聞かれるので同じように「very short」とオファーした。

慣れた手つきで後頭部と耳の後ろの髪にバリカンを入れ、どんどん刈っていく。次いでサイドから頭頂にかけてくし表面をなぞるように滑らせながらバリカンを動かしていく。このやり方は日本では経験したことのない技だった。それを何度も繰り返して完成。時間は20分ほど。日本の1200円床屋は10分くらいだろうから、かなり丁寧に仕上げてくれたという印象だ。最後に鏡で後ろの髪の調髪確認を求められ、「OK」と指でサインを出した。希望すればスマホでスッキリした容貌を撮影してくれるので遠慮なくどうぞ。ちなみに店内はWi-Fi完備。

こちらは、ノースパタヤにある大型スーパー「BIG C」内の美容院。デジタルパーマが2500バーツ(約1万円)。

デジタルパーマとは一般的なパーマに熱加工を加えカールを形状記憶させる技術で韓国で開発されたそうだ。カールの再現性と持続性に優れていて人気だ。日本ではデジタルパーマの料金は店やタイプによって差があるが、だいたい1万~2万円くらいが相場。通常のパーマより5千~1万円ほど高めに設定されていることが多いそうだ。上の写真にある料金表の「CUT」が「00」になっているのでカット料金も含まれている。パタヤの床屋に高評価の私としては、デジタルパーマの技が日本と比べてどうなのか、かなり気になった。