【パタヤ】 ヒルトンホテルのランチビュッフェ 火曜のテーマは「地中海」 2800円で至福の時間

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パタヤビーチの中央に聳え立つパタヤヒルトンホテル。14 階にある EDGE レストランのランチビュッフェが豪華過ぎて以前から気になっていた。ちちゅう

7日間 7 テーマ ランチ ビュッフェが名物。平日ランンナップは次の通り

  • 月曜日        スモークハウスグリル 1人あたり 650 バーツ
  • 火曜日        地中海クラシック 1人あたり 650 バーツ
  • 水曜日      ハンバーガー、サンドイッチ、サラダ 1人あたり 650 バーツ
  • 木曜日      ホーカーハイライト 1人あたり650バーツ
  • 金曜日      シーフードランチ 1人あたり750バーツ

どれもおいしそう。とりわけ火曜日の「地中海クラシック」が美味しそうだったのでタイミングを合わせてこの日に行ってきた。セントラルの6階、スシローの手前に専用の入り口がある。もちろん1階の正面玄関からでもエレベーターで行ける。

室内、室外ともにパタヤビーチが一望に見渡せて気分爽快。外側テラス席は暑いと思い室内の窓側の2人席に座る。

まず目に飛び込んできた数々のスイーツ。それも可愛らしく個性がしっかりしている。こちらは食後の楽しみにしよう。

地中海料理と銘打っているので魚介類とイタリアンが多い。まずは蒸したエビを甘辛いソースでいただく。身がプリプリして旨い。エビの頭に詰まっているミソをチューチュー吸うとこってりとしたエキスが舌に乗りさらに旨味が増す。

地中海風ソースのポテト炒め。トマトベースでオリーブの風味が漂う。

次いでカニの焼きそば。こちらはタイ料理だろうか。こってり。麺にコシがあり噛み応えが良い。

おかわりをしようと料理コーナーに戻ると、出来立てのエビのカオパ(タイ風チャーハン)が運ばれてきた。筆者の大好物ゆえ、多めに皿にとる。エビはプリプリで尻尾まで食べられる。タイ米はパラッパラでナンプラーの風味が食欲をそそる。

地中海といってもタイ料理もしっかりラインナップされており、イエローカレー、タイ風野菜炒め、野菜と豚ひき肉のスープもある。面白かったのは陳列棚にある肉や野菜の食材を自分で好きに選びコックさんに炒めてもらうオープン ショー キッチンのコーナー。

最近食べていない牛肉があったので牛肉と小松菜の炒めをリクエストした。

これも熱々でうまかった。

奥にはイタリアンコーナー。ラザニア、ラタトゥイユ、各種ピザがズラリ。その一角にあったトマトスープは絶品。トマトをこしてあるのは間違いないが、コーンスープのような味わいで不思議な感覚だ。あまりの美味しさに思わず2カップをじっくり味わう。

ポークのグリル焼きにブドウのソース。こちらもかなりのグレード。

しばらく生系の魚を食べていないのでスモークサーモンをガーリックパンに乗せてかぶりつく。サーモンの塩気と甘みが口の中でとろける。

フルーツ類も充実しておりオレンジ、メロン、スイカなどが並ぶ。特にスイカは大胆な切り方。こちらは並べられるとたちまち品切れとなった。

想像以上に豊富なラインナップで大満足、大満腹なのだが、1点だけ不満だったのはドリンク類のコーナーがないこと。コーヒー、紅茶どころか水さえない。飲みたい人は別途注文する必要があり、ミネラルウォーターは確か70バーツだった。これはかなり高い。他の客を見ると、やはりのどが渇くのかほぼ全員が瓶に入ったミネラルウォーターかコーラを飲んでいた。筆者はスイカで水分を摂取することに。

平日は午後 12 時から午後 2 時 30 分まで。あまりに品数が多いので並んでいる料理のすべてを味わうのは難しいが、それでも少量ずつ満遍なく味わうためには1時間半は確保した方がよい。筆者は午後1時半に到着したため1時間ほどしか時間がなくかなり慌てて食べ進んだ。もう少し余裕があればより美味しく頂けただろう。2時半になるとスタッフが一斉に料理を片付け始めた。客も退店の準備をしなくてはならない。

多少の不満があったとはいえ、屋内と屋外のテラスでの食事、パタヤ湾の素晴らしい景色、豊富な自然光を浴びながら最高レベルの料理の数々を堪能できたのは至福の時そのもの。久々幸せな気分に浸れた。650バーツは決して高くはないと思います。

【了】