【パタヤ宿泊体験】RCCKimはコンドミニアムとしては格安 2600円

宿泊レポート

ソイ・チャイヤプーンからサードロードを渡った先にある大型コンドミニアム。正式名称は「City Center Residence」。プールがゴージャスで中央に聳えるジムが壮観。

agodaで1泊2600円ほどだったので予約した。宿泊は約1年半ぶり。今回は7階の部屋。

【留意点】

前回予約した際は入り口の守衛さんに尋ねると、部屋の鍵を渡してくれた。今回はルールが変わったようで、「部屋のオーナーから直接受け取るように」と言われた。adodaで予約完了するとオーナーの電話番号が分かる仕組みにななっているが、さてどうしようか。

A棟1階のソファのコーナーに荷物を置いて様子を伺っていると、B棟からトランシーバーを持った若い女性が出てきたので、「オーナーのミスターKimに連絡とってもらうことは可能ですか?」と依頼すると、「OK」のうれしい返事。しばらく待っていると別の女性が鍵を持って現れた。部屋の管理・清掃スタッフのようで、とりあえず解決した。こういうことがあるため、部屋のオーナーには事前に到着時間と鍵の受け取り場所についてメールで問い合わせしておくこと。

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室内の様子。

キッチンにはクッキングヒーターが装備されていたが、ロック解除しても作動せず。操作方法が分からないだけかもしれないが、火災防止のためオフ設定になっているのかも。

食器類とフライパン。電子レンジ、電気ケトル、トースターがそろっている。

冷蔵庫には鉄板でミネラルウォーター2本。

WiFiはモデムが室内にあるのでサクサク進む。

SAMSUNGの薄型テレビ。操作方法が分からずテレビ番組が見れない。

テーブルがあり食事や仕事ができる。

ベッドはかなり硬い。枕やシーツに異臭はなかったが、初日に置いてあったハンドタオルはしみだらけで異臭がついていたため浴室の足ふきにした。その後、ベランダの欄干に干していたところ風にあおられ飛んでいってしまった。見下ろすと2階の部屋のベランダにひっかかっている。一応、降りて行って該当する2階の部屋をノックしたが、反応なし。住民がいないのかもしれない。清掃スタッフがタオルの交換に来たので説明すると、苦笑い。

窓の外には草原が広がっている。自動車のエンジンを空ぶかしする音がどこからか響いてくる。屋根しか見えないが、隣はおそらく自動車の整備工場だ。日中はかなりうるさい。

廊下はかなり長い。隣室からかなりの音量の音楽が聞こえてくる。壁はかなり薄いようだ。旅行客なのか、居住者なのか。翌日には聞こえなくなった。ただ、話し声は筒抜け。

問題は洗面台。水はけが悪くたまってしまうため、洗濯も含めキッチンを利用。

シャワーの水圧は強めでお湯はしっかり出る。仕方なくこれで済ますしかなかった。アメニティーは一切なし。歯ブラシ、石鹸類は持参のこと。排水溝の異臭がかすかに漂う。

旅行サイトを見ると、かなり評価が低い口コミもある。全体的に清潔感がなく小さなGも出る。メンテナンスが行き届いていないのは一目瞭然。ただ、白を基調とした壁は落ち着くし寝具類に問題はなかった。周辺には飲食店が多く、徒歩2分ほど行けば安いムーガタの店が2軒並んでいる。サードロードを渡ればLKメトロもすぐ近くだ。部屋には不満はあってもプールやジムは使える。前回泊まったときは気づかなかったが、透明ウォールのジムの真下、地下1階にはサウナもある。トイレの中にあるため少しためらわれるが、タイ人カップルは20分ほど利用していた。

この設備でこの金額なら多少の問題点は我慢すべきかも、だが、心ときめくバカンス先で忍耐を強いられるのは本末転倒だろう。あるいは別のオーナーが運営している部屋を探してみるのもよい。オーナーの性格によって部屋のクオリティーは最悪になったり最高だったりするからだ。こちらの部屋はオーナーのだらしさなが如実に表れているようだ。

チェックアウトは午後1時。午前中ゆっくりできたのは良かった。

【了】