カオサン通りからローカル路線で戦勝記念塔へ日帰り遠足 お得に遊べる庶民派観光スポット

移動・交通費

戦勝記念塔の周辺が面白い、とバンコク在住の友人から聞いて宿泊先のカオサン通りからローカル路線で向かうことにした。空港からのA4バスが停まる停留所へ行ってみたが、路線ナンバーも行き先も分からない。表示が一文字も出ていないためだ。あらかじめネットで調べてみたが、信ぴょう性に一抹の不安を抱き、現地での確認を試みたのだ。

そのA4バスが来た。ドンムアン空港からカオサン通りに行く定番バス。確か途中で戦勝記念塔を通過したはず。ドアが開いたので車掌に聞くと「停まらない。通過します」とのこと。それは具合が悪い。バンコク市内を走るローカルバスを調べるアプリもあるが、現地の情報を重視したいとしばし思案。確かカオサン通りの南側のバス停(民主記念塔の西側)にはルートを示したバス停があったはず。で、そちらへ向かう。

これは分かりやすい。戦勝記念塔に行くバスも判明した。

誰の仕業か、一部案内がはがれているが、「Victory Monument」は59番、157番、171番、183番、503番、509番だ。これで一安心。あとは木陰でバスを来るのを待てばいい。

わずか5分ほどで59番バスがガタギシ音を立てながらやってきた。そのまま行けばドンムアン空港に到着する知る人ぞ知るバスだ。

窓は全開。一部壊れていそうな窓も。ガタガタと音を立てながらバンコクの街を疾走していく。20分ほどで戦勝記念塔に到着。巨大なロータリーの一角で降車した。

このロータリーはバンコク市内最大級らしく、大量のバスが次から次へとやってきては走り去っていく。周囲をBTSの電車が走り、高架式の歩道を歩くと景色が美しい。また周辺には巨大商業施設の「CENTER ONE」があり、マクドナルド、KFCのほか、日本の「かつや」なども入居している。

フードコートもあり、大勢の若者が集まっていた。

隣接するスペースには屋台街があり、ここにも若者の姿が。果物のスムージーは25バーツ(107円)と激安。通常50バーツ(215円)はするのだが、このあたりは若者が多いせいか物価がかなり安いようだ。カオサンに宿泊しながらも昼間は戦勝記念塔に出かけてショッピングや食事をする。そんな楽しみ方をオススメしたい。

戦勝記念塔行きのバス停の地図はこちら。