空港からのA4バスやローカル路線バスが停車するバスストップあたりに隣接して営業しているローカル食堂。少し遅めの朝食どころを探してウロウロしていたところ美味しそうな香りが漂ってきた。
セブンイレブンの並びにあるこの2軒。地元の住民が朝から利用しているようだ。まずは手前の店に入ってみた。外国人観光客用に英語用のメニューがある。右真ん中のハーブヌードルを注文した。
細麺の上にハーブ、もやし、豆腐、カリカリした揚げワンタンの皮のようなもの、魚肉ボールがたくさんのっていて香りが良い。とりわけ器が可愛らしいw
スープは意外にスッキリ。これにハーブと魚肉がからみあい複雑な味わい。唐辛子をたくさん入れたので汗が噴き出る。
店頭には魚肉類や豆腐類がたくさん陳列されている。見るだけで食欲をそそる。お値段60バーツ(258円)。
翌朝は律儀にこちらに出向いて今度は右側のお店に入った。
注文したのはチキンのカオパ(チャーハン)。5分ほどで運ばれてきた。
おお!これは旨いに違いない。唐辛子ナンプラーをふりかけてスプーンで一気に口にほうりこむ。
ふくよかな香りとスパイシーな酸味が舌を刺激する。卵と子葱、そしてチキンという極めてシンプルな作りながらここまで複雑な味わいを醸し出しているのは立派。しかも、ライスがパラパラ過ぎず、かといってもっちり過ぎでもない。ちょうどその間くらいで絶妙なバランスを見せているのだ。
これで45バーツ(194円:レートは当時)。カオサンの食堂でも最安値圏ではないだろうか。ハマりそうな絶品。これはリピートしたくなる味わい+お値段だった。
(地図はだいたいの場所です)