パタヤに滞在中は足しげく通うソイ・ブアカオの名無し食堂。今回はメニューの中でも牛肉を使った料理を連日食べてみた。日本だと牛肉は非常に高価で吉野家や松屋の牛丼以外はなかなか手が出ない。しかし、名無し食堂へ行けば牛肉を使った料理がリーズナブル過ぎる値段で食べられるのだ。それでは順番に紹介していこう。

店の入り口のラックに置かれているタイ語と英語のメニュー。1番から始まる表は値段高め。裏をめくると50バーツからのメニューがズラリと並んでいる。その中から「Beef」を使った料理を順番に注文した。


44番 Sweet and Sour Stir-fry with Beef +Rice 60.
牛肉の甘酢炒め ライス付き
酢豚の牛肉バージョンのような仕上がり。

野菜の大きさがハンパない。タマネギ、トマト、牛肉を主体にネギの細切りを一気に炒めて酢と砂糖で味付けしている。

牛肉とトマトの相性が抜群だ。

かなり甘いので、途中でナンプラー漬けの唐辛子輪切りを投入してピリ辛に味変。

さらに、胡椒もたっぷり振りかける。すると甘酸っぱさにスパイシーな味わいが加わり、食べ応えが増す。

それにしても風味がトロピカルだ。正体はこれ。パイナップル! 何とも南国風の気分にさせてくれるポイントがこれだった。南国の風が口の中を吹きぬける、その主役がパイナップルだった。タイに来ていることを思い出させてくれる絶品料理だった。


36. Stir-Fried with Curry Paste and Beef + Rice 60バーツ
激辛チリペーストをたっぷり使った牛肉と野菜のカレーペースト炒め。野菜はインゲンとハーブを使っている。

かなり肉厚なビーフにいんげんがよく合う。カレー風味なのでかなりの辛さだ。

ただ、辛党の筆者としてはこれぐらいの辛さはびくともしない。酢漬けの青唐辛子輪切りを追加で投入し、辛さのグレードを加速させる。うーん、旨い! 額ににじむ汗さえ爽快だ。

懲りずに、今度は胡椒も投入し辛さマックスへ。さすがに口から火が出そうなので、セルフの氷入りの水を飲み干す。すると、さらに食欲が増し、箸が止まらなくなる(実際はスプーンとフォークだが)。


50番 Ginger Stir-Fry with Beef +Rice 60バーツ
いわゆる牛肉の生姜焼き。こちらも大量のタマネギと牛肉を炒めた料理。以前、食べた時、日本の牛丼を思い出した。そして、今回は日本から牛丼に欠かせない一品を持参した。そう紅ショウガだ。
テイクアウト用の紅ショウガを1袋用意した。お店の女性スタッフに「これかけてOKですか?」「OK」。
小さな袋に入った紅ショウガといえども、持ち込みなのでいちおう店側の許可を得ないといけない。

吉野家の紅ショウガ。

名無し食堂の“牛丼”の上に振りかけていく。鮮烈な赤の色が食欲を増してくれる。

この色合い! タイと日本のコラボが実現した。

ついでに酢漬けの青唐辛子輪切りも投入だ。

紅ショウガの投入で一気に食が進んだ。

持ち込みといえば、前のテーブルの客が大瓶のビールを氷入りのマグカップに入れてがぶがぶ飲んでいた。名無し食堂の店内奥にある大型冷蔵庫にはビールがないので、セブンイレブンかどこかで買って持ち込んだものだろう。名無し食堂では珍しい光景だったが、それでもNOはいわないおおらかな対応が心地よい。
54番 Fried with Garlic and Pepper Beef Rice
牛肉のガーリック炒め。こちらは何の飾り気もない。ひたすら牛肉とニンニクのコラボを楽しむ硬派な料理だ。

肉はやや硬め。それだけに歯ごたえがある。牛肉本来の味をニンニクが引き出してくれる。胡椒を振りかけると、さらにパンチがグレードアップ。肉好きな方にはうってつけの調理だ。ただし、歯を治療中の方は避けた方がよいかもw



