ブアカオ常設市場の真正面から奥に伸びている通りを3分ほど歩くと左手に見えてくる。「IVORY PALACE」ホテルは看板だけ見るとピッカピカのホテルのように見えるが、パタヤによくある老朽化したホテルの一つだ。
予約したスタンダードルームは20 m²でクイーンベッド 1台。管理人は窓からの眺望をホテル選びの最優先事項としているが、不覚にもこのホテルについてはリサーチ不足だったか。カーテンを開け、そして窓を開けるとすぐ隣のアパートメントの壁が目の前に。これは残念。部屋もパタヤにしてはかなり狭い。まあまあ清潔に保たれているが、清掃は細部までは行き届いていない。
洗面化粧台はこんな感じ。シャワーを浴びるとトイレも水浸しになるのはパタヤ定番のあるあるです。
Wi-Fiあり。朝食無料だったはずだが、チェックイン時には何も言われず。「朝食無料で予約したのですが」と尋ねると、フロントの男性が手書きの朝食クーポンチケットを紙に書いてくれた。朝食料金は69バーツ（276円）。予約時の条件によって無料、有料と分かれるようだ。
トースト2枚にバターと目玉焼き２つ。キャベツ、レタス、ニンジン、そしてハム2枚。値段相応で質素ではある。コーヒーは飲み放題。
パタヤは暑い。とにかく汗をかく。洗濯をどうするかは重要だ。このホテルの良いところは、近くにコインランドリーが密集していること。ホテルすぐ向かいに最新ドラム型洗濯機をそろえた店がある。斜め向かいには1回20バーツ（80円）という洗濯機もある。そちらに出向いてたまっていた衣服を洗濯機に投入。1時間で終了した。
このホテルについて思ったことは、パタヤにしては狭い、窓からの眺望が良くない、シャワーを浴びるとトイレが水浸しになる、などマイナス印象もあるが、ブアカオ常設市場まで徒歩3分、周囲に激安洗濯機が多い、朝食付き、などのメリットもある。眺望については通りに面した部屋をリクエストすれば良いだろう。寝るだけなのでこれで十分というのなら、選択肢としてありだ。
